天切り松 闇がたり その2 [思う感じる考える]
平成26年2月19日水曜日。東京は、晴れ二三歩手前くらいな感じの一日でした。
さて、前記事に書いた数珠、早くも修理ができあがったので受け取りに行ってきました。
こんな感じになりまスた
二天玉には天然の水晶を使ってもらいました
親玉は元々のものを
同じような色合い、サイズの主玉を4個探してくださり、親玉の両サイドに2個ずつ足してあります。
親玉のアップ
んで、老眼に鞭打ち、頑張ってこの窓を覗くと・・・・・・
◆
◆
◆
おお~!!
どなたか存じませぬが、おそらくは高貴なお方が鎮座ましましていらっしゃるじゃありませんか
右側に〇〇阿弥陀仏、左側には〇〇大師と書いてあり、なんだかと~っても霊験あらたかな感じでございます。
ワタクシがご幼少の頃、爺さまに言われて覗きこんでこのお方に初めてお会いして以来ウン十年が経過し窓がくすんで覗いてもお会いできない状態でしたが、今回の修理に際して窓をキレイにしていただいたようでどうにか再会を果たせました。
今回の修理代は5200円ほどでした。まあ、同じ菩提樹の実の新しい数珠が買える値段ではありますが、想い出の品がキレイに直ってとっても満足でございます。嗚呼、愛車ゴルフⅣワゴンGLiの修理代がいつもこのくらいだったらどんなに素敵なことでしょう。
※ もちろん数珠の値段はピンからキリまでですから、5000円で買えるのは安い方です。
ということで、天切り松 闇がたり ですが・・・・・・
先日、数年ぶりで第五巻がでたので早速読破。その足で日本橋丸善に駆け込み、こんな文庫本を買ってしまいまスた。老眼なので、基本文庫本は読まないのですが、単行本はでてないのでしょうがないッス。
天切り松 読本
いわゆる解説書というやつですか。これがまたとっても面白いんですワ。天切り松 闇がたりにはとくに大正から昭和初期にかけての世相などがうまい具合に表現されていて最高なのですが、この読本には当時の鰻屋とか洋食屋とかデパートとかホテルの写真やら地図が載っているのです。そして、主人公たちの装いのイラストなども載っています。文章で書かれているのを読んだだけではなんとなくしか想像できませんが、こうしてイラストで表してくれるとワタクシのようなボンクラにもよ~く分かるのです。
当時の浅草には 凌雲閣 という十二階建ての建物があったそうですが、村田松蔵君がスカイツリーを見た日にゃあいったいどんな反応をするんでしょね。松蔵君の年齢からすると、スカイツリーの完成まで存命ということはありえないからちと残念ではありますが……ああ~見せてあげたいなぁ~!!
おぅ、そこの若ぇの、こいつを読まなきゃあ天切り松は語れねぇぜ!!
浅田次郎氏もこの 天切り松 闇がたり を一等可愛がっていらっしゃるようで、今後の続編にも期待せずにはいられませしぇん。早く次がでないかなぁ~!!
by 読書マンGG233334
宝くじ当たるかもデスね(笑)
by べむ (2014-02-22 00:32)
べむさん、宝くじ当たったらい~っぱいご馳走しまっせ!!
人〇町で終わりじゃなく、銀〇までくりだしましょう。
楽しみに待っててくださいませ。
あ、雪の日、チェーンは役にたちましたか?
by GG233334 (2014-02-22 16:39)
菩薩様でしょうか??ありがたや〜〜ですね。昔の人はすごいですよね。そんな小さなところまで。
昔、客人を知恩院につれていき、そのあとのばーちゃんの法事で仏壇がミニチュア知恩院でめっちゃうけたことがあります。で、感心したのですが、昔の人はみなさん信心ぶかかったんですね。まったくそういうのがないんで、反省してます。
あ、熊本にはくまモン書かれた数珠があるんですよ。これはほしいかも〜みたいな。
by こばっちゅ (2014-02-23 14:34)
こばっちゅさま、おお~、くまモンはそんな分野にまで進出していたのですか、くまモンの活躍おそるべし~ですね。
うん、お互いちょこっと反省して勉強しなけりゃいけないかも……ですね。
ワタクシもダメなんですわ、どうもそういうことは疎くて。
人生も終盤にさしかかり、いろいろと仏事に関わる機会も増えてくるでしょうからちゃんと理解してないといかんなぁ、と思う今日この頃であります~。
何とか大師と書いてありますが、知ってるお方は弘法大師様しかいないの。
本当のところは何大師様なのか気になってます。
by GG233334 (2014-02-27 10:47)