時限爆弾!?

昔々、コロナを運転して首都高で朝の通勤渋滞に巻き込まれていたときのことです……


突然　 パンッ!! 　という破裂音とともに軽い衝撃を感じました。
え!?時限爆弾でも仕掛けられたの？いやいや、女性の恨みをかうようなことは断じて無い……はず。え!?エンジンが爆発したの？もぉ、焦りまくりです。隣の車のドライバーがコロナのボンネットを指さして何か叫んでるのに気付いた瞬間、白い煙が立ちのぼりました。

さいわいにも合流地点だったので他車の邪魔にならない端っこに移動してエンジンを切り、恐る恐るボンネットを持ち上げたとたん白煙がモウモウと湧き上がり一瞬で消えました。どうやら煙ではなく蒸気のようでした。エンジンルームを覗き込んでみましたが、冷却液が漏れている様子もないし特に異常も見当たりません。原因がわからないのが怖いのでJAFのお世話になり、そのままかかりつけの主治医のいるトヨタディーラーまで牽引してもらいました。主治医もちょっと診ただけでは原因を特定できず、そのままコロナを預けて職場に向かいました。

数時間後『GGさん、やっと原因がわかりましたよ。エアコンガスの噴出ですネ』と連絡がありました。一箇所ホースストッパーのツメがエアコンガスのホースの方に向いていて、振動があるたびにホースが揺れてツメと接触して少しずつ傷が深くなり、とうとう耐え切れずにホースが裂けて破裂音を発してガスが一気に噴出したのです。

こんな あんびりぃばぼぉ な体験後、わたしはコトあるごとに『ストッパーの向きに注意してネ』と必ずメカニックにお願いしています。『神経質な客だなぁ』とは思われたくないんですけどね。

ちょっと気を遣うことでトラブルを未然に防げたらいいかなあと思って、参考までに書いてみました。


以下の画像は現在の愛車２００１ゴルフⅣワゴンのモノです。
ホースストッパー（本当の呼称は？です）、こんなヤツです。　

振動で揺れるホースがありますから、このツノの部分とホースなどが接触しないように気をつけてます。ただゴルフⅣGLiのエンジンルームは比較的隙間が多く、接触しそうな心配のあるホースはなさそうですね。でも念のため確認なさってください。前述のコロナの症例のときは、狭い隙間でモロに接触する向きになってました。